【郷土料理の日:和歌山県】

献立:かきまで飯・胡麻豆腐・紀州梅合へ
かきまで飯は、焼き魚の骨で出汁をとり季節の野菜を炊いて味付けし、酒を入れて炊いたごはんに混ぜ合わせるもので、酢は使いません。「かきまぜ」がなまって、「かきまでご飯」と呼ぶようになったそうです。
胡麻豆腐は、ごまは非常に栄養豊かな食品で中国では薬として重宝されていて、遣唐使として中国に渡った弘法大師がこれを高野山に持ち帰り日本で栽培をはじめたとされています。ごまの栄養を効率よく摂取するために考えられたのが「ごま豆腐」で、ごまを煎らずに生のまま皮を取り除き、高野山の水と吉野葛を合わせてすり鉢で練り上げて炊き上げたものです。
梅合へは、我が家流の漬け方で梅干しをつくる家庭が多く、かつては土用干しした梅を今年食べる分だけ梅酢に漬けて残りは蔵に保存しておき、災難時などに非常食として食べる慣習があったそうです。
皆さんからも評判がよくおいしかったとの声が多かったです。料理長ご馳走様でした!!

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